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ピックアップ製品04
ストックヤードブロック

ストックヤードブロック(ストックヤード用擁壁)

ストックヤードブロックは、据付だけで完了する自立式のプレキャスト擁壁です。対称形の逆T型で自立するため、根入れのための掘削・埋め戻し、型枠・鉄筋・打設・養生が要りません。延長30m・有効高さ3mのヤードなら、現場打ちで約18日かかる工程を最短2日で据え付けられます。設置後も、連結金具を外せば移設・再利用・レイアウト変更が可能。建設発生土の仮置き、工事現場の資材区画、工場内の仕切り、既存倉庫・建屋内の保管区画など、「あとで配置を変える現場」「期間が決まっている現場」に向いた移動式・可動式の仕切り壁です。標準規格はH2000〜H4000の5種類(H5000は特注対応)。道路土工-擁壁工指針に準拠した構造計算書を提出できます。

NETIS登録番号 CG-120022-A(掲載期間終了)

施工業者・設計ご担当の方へ:工法比較・施工手順の資料

L型擁壁・現場打ちとの工期・工程・作業体制の比較、標準施工手順(8工程)、規格・重量をA4・2枚にまとめています。設計・積算・仮設計画の検討にご利用ください。

施工業者様向け資料(PDF)を開く

ストックヤードブロック
の基本構造

逆Tブロックとコーナーブロックの2種類で、直線・90°コーナー・フリーコーナー・T字・十字のすべてを構成できます。高さは2,000mmから4,000mmまで500mm刻みの5規格。竪壁・底版とも設計基準強度40N/mm²の鉄筋コンクリートです。

ストックヤードブロックの基本構造 連結部・コーナーブロック・T字および十字仕切り・製品天端吊り金具

据付だけで完了。
工期・手間・コストの差

延長30m・有効高さ3,000mmのヤードを整備する条件で、L型擁壁・現場打ち擁壁と比較しました。作業体制はいずれもオペレーター1名・職長1名・作業員3名の計5名としています。

30mヤード整備・工法比較(当社試算)
比較項目 ストックヤードブロック
H3000
L型擁壁
H3500(地上3000+根入500)
現場打ち擁壁
H3500(地上3000+根入500)
工期(目安)最短2日約9日約18日
工程数(目安)8工程12工程25工程
土工量少ない多い多い
型枠・鉄筋・打設不要基礎のみ必要(分割3回+養生)
人手・作業負担少ない多い多い
天候の影響小さい普通大きい
養生期間不要基礎のみ必要(養生×3回)
再利用・移設可能不可不可
レイアウト変更可能困難不可

※当社試算。現場条件により工期・日数は変動します。L型擁壁・現場打ちは有効高さ3,000mmを確保するため根入れ500mmを加えたH3500で比較しています。
※L型・現場打ちで工程が増える理由:根入れ分の掘削・埋戻し・締固めが加わり、現場打ちはさらに型枠・鉄筋・打設・養生が複数回発生するためです。

工期の差は、そのまま人件費と重機の拘束日数の差になります。製品単価だけでなく、据付から完了までの総工費と、再利用できる回数でご比較ください。

  • 工期短縮土工・型枠・打設・養生が不要。据付中心で最短完了。
  • 人手不足の解消シンプルな据付作業。少人数でも施工可能。
  • 移設・再利用将来のレイアウト変更・移設が容易。
  • 天候に強い打設・養生がなく天候の影響が小さい。
  • コスト削減工期短縮+再利用でライフサイクルコストを低減。

契約期間に合わせて設置し、
終了後は搬出できる

賃借した倉庫・建屋・敷地や、期間の決まった現場では、恒久的な構造物を作れないことがあります。現場打ちの擁壁は建物や地盤に固定された構造物になるため、契約が終われば解体・処分の工程と費用が発生します。L型擁壁も根入れを伴うため、撤去には掘削が必要です。

ストックヤードブロックは自立式で、現場打ちやアンカー固定を伴いません。連結金具を外せば1本ずつ搬出でき、他の場所でそのまま再利用できます。貸す側にとっては原状回復のしやすさ、借りる側にとっては契約期間に合わせた設備投資という形になります。

工期の短さと並ぶ、この製品固有の価値です。使用する期間が決まっている、あるいは将来どうなるか分からない、という条件でこそ選ばれます。

契約終了時・用途終了時の扱い
項目ストックヤードブロックL型擁壁現場打ち擁壁
固定方法自立(現場打ち・アンカー固定なし)根入れによる固定現場打ちで一体化
終了時の作業連結金具を外して搬出掘削して撤去解体・斫り・処分
再利用他の場所でそのまま使える製品は残るが掘削が要る不可(産業廃棄物)
原状回復しやすい掘削跡の復旧が要る解体費・処分費が発生

他の方法との比較

ヤードの仕切りには、1t土嚢(大型土のう)や中古のコンクリートブロックを使う方法もあります。初期費用はそれらのほうが安く済みます。大型土のうの代わりに恒久的な壁へ切り替えたい、というご相談も増えています。プレキャスト擁壁が向くのは、保管物の側圧を壁で受ける必要がある場合、条例等で壁の構造を説明する必要がある場合、そして長く使う場合です。

ヤードの仕切りに使われる方法の比較
項目1t土嚢中古・大型積みブロックストックヤードブロック
初期費用安い安い高い
耐用袋材が紫外線で劣化するコンクリートのため長い長い(設計基準強度40N/mm²)
高さ積み上げに限度がある段積みは安定の検討が必要単体でH2000〜H4000
構造の説明安定計算の資料がない製品により異なる安定計算書を提出できる
条例対応「構造耐力上安全な壁」の説明が難しい製品の計算書がなければ同様計算書を申請資料に添付できる
区画の変更可能(袋が傷みやすい)可能(段積みは崩す必要がある)連結金具を外して組み替え
重機との相性接触で破損しやすいずれ・崩れの点検が要る連結して一体化できる

※一般的な特徴の整理であり、特定の製品を比較したものではありません。土嚢・積みブロックにも、短期の仮置きや低い仕切りなど適した使い方があります。

ストックヤードブロックの特長

01 自立可能な安定形状

底版が左右対称の逆T型のため、無積載でも自立します。表裏どちら側に積んでも構造上成立するので、ヤードの使い方が変わっても向きを気にせず転用できます。埋設不要で自立可能なため、掘削・埋設・埋め戻しの工程が要りません。

  • 無積載時も安定する逆T形状で、表裏のどちら側に積載してもよい構造です。
  • 同条件で設計したL形ブロックと比べ、必要な地耐力は半分程度に抑えられます。
  • 舗装面や転圧した路盤の上に直接置ける現場が多く、基礎工事の費用と工期を圧縮できます。
  • 災害時のがれき・ごみの一時保管場としても使用できます。
  1. 1.積載高と背面勾配を変化させる
    安定計算を行っています。
    積載高と背面勾配を変化させた安定計算の概念図
  2. 2.どちら側に積載しても安全な
    構造となっています。
    表裏どちら側に積載しても安定する対称形逆T断面の概念図
  3. 3.無積載時の壁面に2kN/m²の
    風荷重を考慮しています。
    無積載時の壁面に風荷重2kN/m2を考慮した概念図

標準規格は単位体積重量γ=20kN/m³、内部摩擦角φ=35°程度の積載物を想定して形状を決めています。この条件下で、積載高が壁高の8割・9割・満載のとき、背面勾配それぞれ30°・25°・15°程度まで安定します。積載物の単位体積質量と安息角をご指定いただければ、都度設計も可能です。2kN/m²、1kN/m²の風荷重は、それぞれ約35m/s、約25m/sの風速に相当します(参考:道路土工-擁壁工指針)。

02 移動簡単、再設置可能

ストック量の変更や業務拡大に柔軟に対応するため、移動や組み替えが容易な形状です。現場打ち擁壁と違い、不要になったときの解体・撤去費用が発生しません。建設発生土の仮置き用に使い、工事完了後にそのまま別現場へ転用する使い方もできます。

  1. 1. 吊り孔で重心が取れるので、製品天端に
    上らなくても据付けや移動が可能です。
    吊り孔を使ったクレーンによる据付け・移動
  2. 2. H2500以下はフォークリフトの移動が可能です。

    ・リフトのツメの高さ、長さ、能力等の規格は、選定してください。
    ・前方が確認しにくくなりますので注意が必要です。

    フォークリフトによるH2500以下の製品移動

金属・石・砂など、積載物の種類は問いません。据付時の吊り上げは、製品側面の吊り孔に専用の吊り金具をセットして行います。吊り孔はゴム栓で塞ぐことができ、移動の際に吊り孔として再利用できます。
天端吊り金具は、オプション品として取付が可能でスチールもしくはステンレス製となります。

構造計算書で
ご提示できます

ストックヤードブロックは、道路土工-擁壁工指針(日本道路協会、平成24年7月)に準拠した逆T型-A(直接基礎)として設計しています。土圧は試行くさび法により算定し、転倒・滑動・支持の各照査を行っています。竪壁・底版とも設計基準強度40N/mm²の鉄筋コンクリート(鉄筋SD295)です。

一例として、H3000に背面土砂(砂質土、単位体積重量20kN/m³、内部摩擦角35°)を満載相当で作用させた場合の照査結果は次のとおりです。

  • 転倒合力の偏心量 0.002m(許容 0.308m)
  • 滑動安全率 1.617(必要 1.500)
  • 支持底版下面の地盤反力度 最大35.8kN/m²(許容 300kN/m²)

上記はH3000・標準土砂条件での照査例です。偏心量・安全率・地盤反力度は規格および積載条件によって変わります。設置地盤の許容支持力度が、選定規格の地盤反力度を上回ることをご確認ください。

構造計算書(H2000〜H4000)はご要望に応じて提出いたします。設計図書・許可申請の添付資料としてお使いいただけます。積載物や設置条件が標準想定と異なる場合は、条件をお伺いした上で個別に照査します。

設計条件(製品図に記載・全規格共通)

ストックヤードブロック 設計条件
コンクリート設計基準強度σck = 40.00 N/mm²許容曲げ圧縮応力度σca = 14.00 N/mm²
鉄筋 許容引張応力度σsa = 160.00 N/mm²許容せん断応力度τca = 0.55 N/mm²
積載物の単位体積重量γt = 20.0 kN/m³積載物の内部摩擦角φ = 35°
脱型強度15 N/mm² 以上

製品規格・寸法一覧

製品長は逆Tブロック2,000mm、コーナーブロック1,997mmです。H3500以上は竪壁厚・底版厚が200mmとなります。

ストックヤードブロック 標準規格(寸法:mm、質量:kg)
規格全高 H底版幅 B竪壁高 H1 つま先 B1かかと B2竪壁厚 T1底版厚 T2 逆T質量コーナー質量連結部
H2000200011501850500500150150235021901ヶ所
H2500250014502350650650150150295027101ヶ所
H3000300018502850850850150150363032601ヶ所
H3500350021003300950950200200559051342ヶ所
H400040002500380011501150200200649058292ヶ所

※連結部は製品1本あたりH3000以下が4ヶ所(1段)、H3500以上が8ヶ所(上下2段)です。上側の連結には梯子等をご使用ください。
※据付時の吊り上げは、製品側面の吊り孔に専用の吊り金具をセットして行います。吊り金具は当社よりお貸しします。ワイヤー4本・シャックル2個は現場でご用意ください。
※異なる高さの規格を連結することも可能です(規格によっては段差が発生します)。
※フォークリフトによる移動はH2500以下が対象です。
※目地のシール材(EPDM単泡 20×10)はオプションです。
H5000は特注対応です。設計上は対応可能ですが型枠製作を伴うため、数量・納期を含めてご相談ください。

数量の目安

直線部は逆Tブロック(1本=2m)で構成します。コーナー部・仕切り部はコーナーブロックを組み合わせ、90°コーナーは2本、T字仕切りは3本、十字仕切りは4本となります(コーナーブロック1本が1辺2mを受け持ちます)。

直線部の数量目安(逆Tブロック)
延長本数H2000H2500H3000H3500H4000
10m5本11.8t14.8t18.1t27.9t32.5t
20m10本23.5t29.5t36.3t55.9t64.9t
30m15本35.2t44.2t54.5t83.8t97.3t
50m25本58.8t73.8t90.8t139.8t162.2t
100m50本117.5t147.5t181.5t279.5t324.5t
コーナー部・仕切り部の数量目安(コーナーブロック)
構成本数H2000H2500H3000H3500H4000
90°コーナー 1ヶ所2本4.4t5.4t6.5t10.3t11.7t
T字仕切り 1ヶ所3本6.6t8.1t9.8t15.4t17.5t
十字仕切り 1ヶ所4本8.8t10.8t13.0t20.5t23.3t

※概算です。実際の割付は敷地形状により変わります。図面または略図をお送りいただければ、設置割付と数量を算出してご提案します。連結プレートの必要数量も割付に基づいて算出し、製品納入時に同梱します。

コーナー・T字・十字の仕切りに対応

専用のコーナーブロックにより、90°コーナーだけでなくフリーコーナーとしても使用できます。従来のブロックでは難しかった不整形な敷地への割付が可能です。コーナーブロック同士を組み合わせれば、T字の仕切りや十字の仕切りも構成できます。ヤードを複数の区画に分ける場合、逆Tブロックとコーナーブロックの2種類だけで全体を組み上げられます。

連結には専用の連結プレートを使用します。製品の設置割付に基づいて必要数量を算出し、製品納入時に同梱いたします。

H3500・H4000という選択肢

移動式の逆T型擁壁は、他社製品ではH3000程度が上限となることが多い規格です。当社ではH3500・H4000を標準規格として用意しています。保管量を増やしたい、飛散を確実に抑えたい、といった要求に、区画を広げずに高さで応えられます。H3500・H4000は竪壁厚・底版厚とも200mm(H3000以下は150mm)とし、高さに応じて部材を増厚しています。さらに高さが必要な場合はH5000を特注で対応します(型枠製作を伴うため要相談)。

ストックヤードブロックの吊り孔・天端吊り金具と積載イメージ

ストックヤードブロック

逆Tブロック
ストックヤードブロック 逆Tブロック 製品規格図 平面図・正面図・側面図
コーナー
ブロック
ストックヤードブロック コーナーブロック 製品規格図 平面図・正面図・側面図
ストックヤードブロック 数量図 延長あたりの逆Tブロック・コーナーブロック必要本数

※H3500以上の規格は連結部が2ヶ所になりますので、上側の連結は、梯子等をご使用下さい。
※異なる高さの規格を連結することも可能です。(規格によっては段差が発生します)

標準施工手順
(全8工程・連続施工)

  1. 1砕石敷均し
  2. 2転圧
  3. 3敷モルタル
  4. 4仮据付
  5. 5通り・レベル調整
  6. 6本据付
  7. 7連結金具取付
  8. 8仕上げ

吊り上げは、製品側面の吊り孔に専用の吊り金具をセットして行います。吊り孔で重心が取れるため、製品天端に上らずに据え付けられます。H3000以上は据付前に製品の反転が必要なため、ラフタークレーン(25t級推奨)での施工となります。H2500以下はフォークリフトでの移動も可能です。連結金具の必要数量は設置割付から算出し、製品納入時に同梱します。

※吊り金具は当社よりお貸しします。ワイヤー4本・シャックル2個は現場でご用意ください。吊り上げ前に吊り金具・ワイヤーの点検を必ず行ってください。

底版を露出させたくない現場では、底版厚み分を掘削して据え付け、地盤面と底版上端を揃える施工も可能です。壁際まで重機で寄れるようになります。

想定用途

建設発生土・改良土の仮置き

工事期間中だけ必要な区画に現場打ちの擁壁を作ると、完了後の解体・撤去費まで発生します。据付だけで完了し、完了後は解体せずに次の現場へ移設できます。仮設擁壁として使いながら、資産として残せる使い方です。

工事現場の資材置き場・現場発生品の区画

現場が動くたびに仕切りを作り直すのは手間もコストもかかります。逆Tブロックとコーナーブロックの2種類だけで直線・コーナー・T字・十字を構成でき、連結金具を外せば区画を組み替えられます。天候に左右されず、少人数で据え付けられる点も工程管理上の利点です。

工場・プラント内の原料・資材の仕切り

製鉄・アスコンプラント・砂利採取場など、扱う原料や配合が変わると区画も変わる現場に向いています。レイアウト変更のたびに解体・打設をやり直す必要がなく、稼働を止めずに整備できます。表裏どちら側に積んでもよい構造のため、区画の使い方が変わっても向きを気にせず転用できます。

既存倉庫・建屋内の保管区画/内壁の保護

屋根のある環境で材料を保管したいが、保管物が建屋の内壁に直接触れる状態は避けたい、という場合があります。建屋の内壁に沿ってストックヤードブロックを設置すれば、保管物が壁面に触れない構成にできます。区画ごとの仕分けや、荷姿が変わったときのレイアウト見直しにも対応できます。

屋内は搬入経路・天井高・揚重方法に制約があるため、チルローラー等による屋内搬入や、揚重高さが限られる条件での据付にも対応します。既存土間の状態によっては基礎を別途検討します。ご検討にあたっては、下記「設置前にご確認いただく事項」の「建屋内に設置する場合」をご覧ください。

金属スクラップヤード・リサイクル工場の境界壁・中仕切り

再生資源物の屋外保管に係る条例では、保管する壁が構造耐力上安全であることや、保管単位ごとの区分が求められる場合があります。安定計算書を提出できるため、申請資料としてお使いいただけます。壁で受けることで保管物の飛散防止にもつながります。コンクリートは不燃材料のため、雑品スクラップの囲いにも使用できます。詳しくはヤード条例と保管壁の解説をご覧ください。

砕石・骨材・再生砕石の保管区画

品目ごとに分けて保管したいが、扱う品目や数量が季節・工事量で変わる場合に適しています。混ざると困る材料を確実に分けられます。積載物の単位体積重量と安息角をご指定いただければ、その条件で個別に安定計算を行います。

災害廃棄物・がれきの一時保管場

仮置場は平時に使わないため、恒久構造物を作りにくい場所です。平時は資材置き場として使い、災害時に区画資材として転用できます。据付が短時間で済むため、発災後の急な区画整備にも対応できます。

木材チップ・堆肥・農産資材の保管

土砂と性状が異なる積載物でも、単位体積重量と安息角が分かれば個別に照査できます。壁で受けることで裾の広がりを抑え、限られた面積を有効に使えます。

施工事例

施工事例一覧へ

据付方法は2通り

標準仕様は掘削不要で、基礎の上に直置きできます。ただし底版を床面に露出させたくない現場では、底版の厚み分だけ掘削して据え付ける方法もあります。どちらを選ぶかは、ヤードの使い方によって決まります。

据付方法の選び方
項目① 直置き(標準仕様)② 底版厚分を掘削
掘削不要底版厚分のみ(H3000以下150mm、H3500以上200mm)
床面の状態底版の厚み分が地盤面から立ち上がる地盤面と底版上端が揃い、壁際までフラット
向く現場工期最優先。将来の移設を前提とする現場ローダー・フォークリフトで壁際まで寄せて掻き出す運用の現場
工期最短掘削・整地・(必要に応じ土間コン打設)の分だけ延びる
移設容易可能(掘り起こしが必要)

※②は「埋設が必要」という意味ではありません。この製品は埋設不要で自立します。運用上フラットな床が必要な場合に選べる方法です。施工事例では②の方法を採用しています。
※掘削・整地・土間コンクリート打設は当社の施工範囲外です。別途ご手配ください。

よくあるご質問

基礎工事は必要ですか。
標準仕様では埋設・基礎工事は不要です。基礎砕石を敷き均して転圧し、敷モルタルの上に据え付けます。舗装面や転圧した路盤の上に直接置ける現場が多くあります。設置面の許容支持力度が、選定した規格の地盤反力度を上回ることはご確認ください。
何人で施工できますか。
オペレーター1名・職長1名・作業員3名の計5名を想定しています。型枠・鉄筋・打設の作業がなく据付が中心のため、少人数で進められます。
どのくらいの工期がかかりますか。
延長30m・有効高さ3,000mmのヤードで最短2日(8工程)です。現場条件により変動します。同じ条件でL型擁壁が約9日、現場打ち擁壁が約18日というのが当社の試算です。
据付にはどんな重機が必要ですか。
H3000以上は、据付前に製品の反転が必要なためラフタークレーン(25t級推奨)を使用します。H2500以下はフォークリフトでの移動も可能です。吊り上げは、製品側面の吊り孔に専用の吊り金具をセットして行います。吊り孔で重心が取れるため、製品天端に上らずに据え付けられます。
吊り金具やワイヤーは用意してもらえますか。
吊り金具は当社よりお貸しします。ワイヤー4本とシャックル2個は現場でご用意ください。吊り上げ前に、吊り金具とワイヤーの点検を必ず行ってください。
何回まで移設できますか。
回数の制限は設けていません。吊り孔はゴム栓で塞げ、移動の際に再利用できます。連結金具を外せば1本ずつ移動できます。移設のたびに製品・吊り金具・連結金具の点検を行ってください。
積む物によって選び方は変わりますか。
変わります。標準規格は単位体積重量γ=20kN/m³、内部摩擦角φ=35°程度の積載物を想定しています。金属スクラップ、木材チップ、堆肥などは性状が異なるため、単位体積重量と安息角をお知らせいただければ、その条件で個別に安定計算を行います。
高さ4mを超える場合は対応できますか。
H4000が標準規格の最大です。H5000は特注対応となります。型枠製作を伴うため、数量・納期を含めてご相談ください。
コーナーが90°でない場合は。
コーナーブロックはフリーコーナーとしても使用でき、逆Tブロックを角度をつけて配置することで任意角度の折れ曲がりに対応できます。ただし完全に密着させることが難しい場合があります。割付の段階でご相談ください。
重機で保管物を壁に押し込んでもよいですか。
バックホウ等で壁に向けて強く押し込む作業は、標準設計の想定外です。日常的に押し込みが発生する運用では、複数本の連結やアンカー固定などを含めて別途検討しますので、事前にご相談ください。
倉庫や建屋の中に設置できますか。
設置できます。建屋の内壁に沿って並べ、保管物が壁面に直接触れない構成にする使い方があります。屋内は搬入経路・天井高・揚重方法に制約があるため、チルローラー等による搬入や、揚重高さが限られる条件での据付にも対応します。既存土間の状態によっては基礎を別途検討しますので、搬入経路の幅と高さ、天井高、土間の状態をお知らせください。なお建屋そのものの構造や安全性の評価は当社の範囲外となりますので、設計者・施工業者にご確認ください。
賃借している建物・敷地でも使えますか。
自立式で現場打ち・アンカー固定を伴わないため、契約終了時に搬出して他の場所で再利用できます。恒久的な構造物にならないため、原状回復が必要な物件でもご検討いただけます。
擁壁(土留め)として使えますか。
本製品はヤードの積載壁・仕切り壁として設計しています。宅地造成等で求められる認定擁壁ではありませんので、土留め用途にはお使いいただけません。用途をご相談ください。

設置前に
ご確認いただく事項

  • 設置面の地耐力:設置地盤の許容支持力度が、規格ごとの地盤反力度を上回る必要があります。軟弱地盤では基礎の補強が必要になる場合があります。
  • 照査条件:掲載している照査結果は、背面に砂質土を想定した標準条件のものです。上載荷重(壁際に重機や車両が載る場合)は含まれていません。壁際まで重機が入る計画の場合は、事前にお知らせください。
  • 積載物の性状:金属スクラップ、木材チップ、堆肥など土砂と性状が異なる場合は、単位体積重量と安息角をお伺いした上で個別に照査します。
  • 重機による水平押し込み:バックホウ等で保管物を壁に向けて強く押し込む作業は、標準設計の想定外です。日常的に押し込みが発生する運用では、複数本の連結・アンカー固定・前面の受働土圧確保などを含めて別途検討します。事前にご相談ください。
  • 搬入経路と重機:H2500超の移動にはクレーン等の作業スペースが必要です。H3000以上は据付前に製品の反転が必要なため、ラフタークレーンの設置スペースをご確認ください。
  • 吊り具の手配:吊り金具は当社よりお貸ししますが、ワイヤー4本・シャックル2個は現場でご用意ください。
  • 建屋内に設置する場合:以下をご確認ください。
    ・搬入経路の幅と高さ(開口部・通路・段差)
    ・建屋内の天井高と揚重方法
    ・既存土間の状態と基礎の要否
    ・設置位置と内壁までの離隔
    ・保管する材料の性状と積み上げ高さ
    チルローラー等による屋内搬入や、揚重高さに制約のある条件での据付にも対応します。基礎は現場条件に応じて別途検討します。
  • コーナー部:90°の入隅・出隅、およびT字・十字の仕切りにはコーナーブロックを併用します。
  • 条例・法令の適合:保管施設に係る条例等の要件は、事業場ごとに所管行政のご確認をお願いします。千葉県・千葉市のヤード条例と保管壁の解説もご参照ください。
  • 県外現場での使用:ご購入後に千葉県外の現場へ移設してご使用になる場合は、事前にご相談ください。

ヤード条例への対応をご検討中の方
保管単位の区分・保管高さ・雑品スクラップの三方囲いなど、条例の要件とプレキャスト擁壁での対応の考え方をまとめています。

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お問い合わせ

ストックヤードブロックは千葉県山武市の自社工場で製造し、千葉県内へ直接お届けしています。県外への納入をご検討の場合はお問い合わせください。

工事期間中の仮設用途など、レンタルでのご利用もご相談を承ります。

構造計算書、数量計算、設置割付、仮設計画のご相談は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。現場の所在地、保管する品目、想定する積み上げ高さをお知らせいただけると、ご回答が早くなります。

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