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DRAINAGE PLAN

油水分離槽の
集水計画

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油水分離槽を設置する計画では、槽そのものと同じくらい、そこへ水をどう集めるかが施工の成否を分けます。当社は、分離槽とその周辺の集水部材(横断側溝・集水桝)までを同一の製品体系で一括して供給します。

集水側溝・集水桝・油水分離槽が別々の供給元から入ると、取り合いの責任が分かれたまま施工されがちです。本ページでは、油水分離槽アクシスを前提に、集水側溝と集水桝をどう組み合わせるかをご案内します。分離槽単体の型式・容量については製品ページをご覧ください。
  • 500mm 側溝・桝の外寸を統一
  • 3段階 横断側溝の呼び高さ
  • 1社 分離槽から集水部材まで一括供給
  • 0 横断側溝の現場切断(工場製作で対応)

油水分離槽アクシス

油水分離槽アクシスに横断側溝と集水桝を接続した構成例
構成例。油水分離槽アクシス(AQS103712)に横断側溝300と集水桝を組み合わせた場合。寸法・形状は製品図によります。

油水分離槽アクシスは、浮上油分と沈砂を捕捉する現場打ち不要のプレキャスト製品です。容量・型式は敷地条件に応じて選定し、容量計算および構造計算は当社で行います。上図は一例で、ほかにも複数の型式をご用意しています。

想定する用途

油分を含む排水を一箇所に集めて処理する計画であれば、用途は問いません。次のような施設でご検討いただけます。

  • 洗車ヤード・洗車設備
  • 給油所・サービスステーション
  • 運送・バス・建機の車両基地
  • 整備工場・車両洗浄場
  • 資材ヤード・ストックヤード
  • 工場内の洗浄設備まわり

いずれの用途でも、区画を囲って集水面を閉じるという考え方は共通です。以下では、その作り方をご説明します。

区画を囲って集水面を閉じる

区画を横断側溝で囲い、四隅に集水桝、流末に油水分離槽を配置した平面図
構成概念図。対象区画を横断側溝で囲い、四隅に集水桝を配置、流末に油水分離槽を接続した例。

油分を扱う区画では、対象範囲を側溝で囲って集水面を閉じる設計が多く採られます。囲えば必ず入隅が生じますが、ここを現場打ちで処理すると、止水・仕上がり・工期のいずれにも負担が残ります。

当社の横断側溝300と集水桝は、いずれも外寸500mmで揃えてあります。四隅と分岐に桝を置くだけで通りが乱れず、掘削幅と基礎砕石幅も統一できます。

なお、横断側溝を現場で切断することは想定していません。短尺品および斜め切りは工場製作で対応します。

水の流れと各部材の役割

横断側溝300・集水桝・油水分離槽アクシスを接続した側面断面図
横断側溝300・集水桝・油水分離槽アクシス(AQS103712/4槽式)を接続した場合の側面断面図です。構成の一例であり、型式・槽数・寸法・形状は現場条件により異なります。詳細は製品図によります。

上図は左から右へ水が流れる側面断面です。区画を横断する側溝で面の水を受け、流末の集水桝でいったん落とします。集水桝は底付き構造のため、側溝を流れてきた土砂はまずここに溜まります。

分離槽に入った水は、隔壁で仕切られた槽を順に移りながら流速を落とします。浮上した油分は水面側に留まり、下層の水がトラップ管を通って次の槽へ送られ、最終槽から放流管へ抜けます。清掃時に取り出すのは、集水桝の土砂と槽内の浮上油分です。

受ける横断側溝300
区画を横断して面の水を受けます。呼び高さを3段階から選べるため、縦断勾配を製品側である程度吸収でき、調整コンクリートを減らせます。
区切る集水桝(内空300×300)
入隅・出隅・分岐に使用します。外寸が横断側溝と一致するため、通りを乱さずに納まります。天端は縞鋼板の受枠でガードしています。
落とす集水桝(底付き構造)
側溝を流れてきた土砂は、分離槽へ入る前にここに溜まります。清掃はこの桝から行います。
つなぐ集水桝
油水分離槽や既設管との接続に使用します。管底高さの調整もこの位置で行います。
分離する油水分離槽アクシス
連槽を通過する間に流速を落とし、浮上油分と沈砂を捕捉します。型式選定・容量計算・構造計算は当社で行います。

一括で計画するメリット

設計者の方へ

分離槽・桝・側溝の管底高さと寸法を、別々のメーカー図面で突き合わせる作業が不要になります。取り合いの整合は当社の製品図で確認できます。

施工会社の方へ

外寸が揃っているため、掘削幅と基礎砕石幅を一本化できます。隅部の現場打ち、側溝の現場切断、納まり変更の手戻りが減ります。

発注・購買の方へ

分離槽と集水部材をまとめて見積・手配できます。取り合い部の責任が一社に集約されるため、施工後の問い合わせ先も分かれません。

規格

横断側溝300

呼び名呼び高さ H総高さ H'重量(kg)製品長
300A 356 500 630 L=2000
300B 456 600 730
300C 556 700 830

内幅300mm/外寸500mm。単位mm。重量は本体のみ。横断側溝の図面(JWW/DXF/PDF)を製品一覧で見る

集水桝

内空外寸総高さ構造天端
300×300500×500800 鉄筋コンクリート
底付き
縞鋼板受枠
ボルト固定グレーチング

単位mm。桝の有効高さの関係から、組み合わせる横断側溝は300Cまでとなります。

ご設計にあたって

集水側溝・集水桝・油水分離槽は、取り合い部の寸法と管底高さが相互に影響します。個別に選定すると、施工時に現場打ちでの調整が発生しやすくなります。仕様書には次のような記載をご検討ください。

集水側溝、集水桝及び油水分離槽は、取り合い部の整合が製品図により確認できる組み合わせとする。

当社では、整合を確認した組み合わせと製品図をご提供しています。設計段階でのご相談も承ります。

ご確認いただきたい事項

  • 本ページは製品の組み合わせ例をお示しするもので、放流水質を保証するものではありません。排水の性状によっては比重差による分離だけでは基準に適合しない場合があり、放流基準への適合は現場条件に応じた別途検討が必要です。
  • 掲載している図は構成概念図です。寸法・形状は製品図によります。
  • 土砂の堆積状況に応じた定期的な清掃を前提としています。維持管理説明書をご用意しています。
  • 集水面積・降雨強度・処理流量等の諸元、および設置条件については個別にご相談ください。

配置図と排水条件をお送りください

油水分離槽の容量選定から、横断側溝・集水桝の納まりまで、当社で検討してご返答します。容量が未確定の段階でも、手書きの平面図でも構いません。

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