大型貯留浸透槽(浸透エコン)

浸透機能をもつ貯留槽で処理能力UP

設置場所の地盤が雨水浸透に適した土質の場合、貯留と浸透を併用することで、浸透能力を見込めるので施設を小型化できます。また、貯留施設のみだと、放流先が地上面に近い側溝などのときは、ポンプアップして雨水を汲み上げる付帯設備が必要なのに対し、地下浸透できるので、排水先をオーバーフロー用の管理桝のみにすることができます。浸透エコンは底面浸透タイプと側面底面浸透タイプが選択できます。浸透施設は樹木や土壌に潤いをあたえ、温暖化やヒートアイランド現象を抑制できる、環境に適した製品です。

大型貯留槽(貯留エコン)

処理量に合わせた規模が選定でき駐車場等にも可

温暖化、ヒートアイランド現象など、近年、異常気象が頻発し、それらが引き起こす雨水災害は、深刻な被害をもたらしています。国土交通省をはじめ、各自治体でも、生活や命を守る為、様々な対策に取り組んでいます。ただ、ダムや調整池など地上に露出する施設は、山間部では有効ですが、都市部や住宅地では、膨大な敷地や民間の協力が必要です。そこで、大型雨水貯留施設を地下埋設型にし、プレキャスト化することにより、コストを抑え、施工が早く、尚且つ敷地を有効に活用することができます。強度にも優れ、施設地上面は駐車場やグラウンド・公園など様々な条件で利用できます。